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旅行保険を悪用した犯罪
旅行と保険って、今やワンセットとして当たり前のこととなってますね。観光客はもちろんのこと、出張や長期赴任のビジネスマン、はたまた留学滞在をする学生、とその数はどんどん増えてきています。それゆえ、旅行で保険に加入するための手続きや補償金の申請というのも簡略になってきている昨今です。
それゆえ過去には、旅行保険を悪用した犯罪も起きています。今回は、『警察白書』よりそんな事例をひとつ紹介します。時は、昭和55年1月から57年4月にかけて。まさに海外出入国が盛んになってきた次期です。犯人は29歳のフランス人とのこと(逮捕時?)。計画的かつ巧妙な手口で、合計50件、被害額はおおよそ800万円に及ぶ犯行を重ねていたとのことですがその手口とは…
なんとこのフランス人、30にも及ぶ偽名を使い分け、日本やアメリカの旅行保険会社十数社と契約をしていました。そして、他国で事故に巻き込まれたと偽り、警察の被害調書や様々な書類を偽造して各社に郵送、疑われることなく旅行保険が適用され、難なく補償金が銀行口座に振り込まれていたというのです。旅行も保険もこんな犯罪に利用されることがあるのですね。でも、悪いことは出来ません、ボロは必ず出るもの。7月には、警視庁のお縄を頂戴することになりました。これにて一件落着。以上、旅行と保険に纏わる犯罪事件をひとつ紹介しました。
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